ドキワクな毎日ブログ

晴れのち曇り、ときどき嵐♥ドキドキワクワクが大好物です

『ドキワクな毎日』~ 『思考の整理学』外山滋比古 著おすすめ動画の紹介 ~

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今回は、YouTube アバタローチャンネルでおすすめの本。
外山滋比古さんの[思考の整理学]をご紹介します。

日本語字幕付きの動画を閲覧されたい方は、海外サイト『Amara』のURLをお伝えしていますので、そちらをご利用ください。ログイン不要で閲覧可能です。

更に、動画の紹介だけでは飽き足らず、私自身のアウトプットとしても情報を発信しています。

YouTube アバタローチャンネルをご存じない方は、コチラの記事からご覧ください👇
www.dokiwaku-everyday.com

今回ご紹介する『思考の整理学』は、学生さんは勿論のこと、大人が読んでも為になる本です。

どんな人におススメ?

  • 学ぶことに意欲的な方
  • 考えることが苦手な方
  • ひとりで考えこんでしまう方
  • 焦ると頭が真っ白になる方

◆ 目次 ◆

[思考の整理学]アバタローチャンネル紹介

youtube.com

[思考の整理学]は、1986年に刊行されて以来、思考法のバイブルとして、35年経った今でも多くの人たちに読まれている書籍です。

その理由は、月日が流れても変わらない価値が、本書の中にあるからではないでしょうか。

動画では、アバタローさんが本書の魅力を分かりやすく、丁寧に解説をされています。
動画の流れは、ご覧の通りです。

動画流れのポイントは?

  • 外山滋比古先生について
  • [思考の整理学]の意図とは
  • [思考の整理学]の要点
    1. 集中力を上げる朝の過ごし方
    2. イデアを生み出す時間の使い方
    3. 思考力を上げる『忘却システム』
    4. 関わってはいけないタイプの人

字幕付き動画『Amara』の紹介

字幕付き動画を閲覧されたい方は、『Amara』サイトをご利用ください。ログイン不要で閲覧が可能です。

ただ、スマホiPhoneでの閲覧ができないので、PC版のみとなります。
STAY HOMEのお楽しみとしてご活用いただければ幸いです。

amara.org

因みに...字幕の誤字・脱字を発見されましたら、こっそりコメント欄からご報告いただけると助かります。サクッと修正しておきます。

何度も、何度もチェックしながら修正をかけているので、完璧には近づいていると思います。

ただ、1人で作業をしていると、どうしても見落とし部分が発生しやすいので、動画を閲覧中に「あれ?」と思われた箇所がありましたらお知らせください。
ありがとうございます。助かります!

[思考の整理学]動画まとめ

現在、258万部突破という、驚異的な記録を更新し続けている[思考の整理学]。
『東大・京大で一番読まれた本』というキャッチコピーの通り、歴代の東大生・京大生から根強い支持を受けています。

ここからは、動画を閲覧されていない方に向けて私流、動画ポイントのまとめをお伝えします。

著者 外山滋比古さんについて

外山滋比古(とやましげひこ)さんは、1956年から1999年に至る43年間、大学に勤められて来ました。

英文学者・言語学・文学博士である一方で、ジャーナリズム論・評論家・エッセイストなど幅広い分野で執筆活動をされて来られた方です。

数多くの書籍を出されている中、驚異的な大ヒット作となったのが、この[思考の整理学]です。

[思考の整理学]の意図とは

まず最初に、外山先生が本書を執筆するに至った経緯、意図について、ポイントをお伝えします。

それは何かというと、先生の中にあった問題意識です。

何を問題として捉えていたかというと、これまでの学校教育の在り方です。

学校教育の在り方

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学校は、誰もが「学びたい」と思った時、行く場所です。
その学校には、教師がいて、教科書が用意され、クラスや教科単位等でカリキュラムが組まれています。

学生たちは、学校で用意されたものに従って『学び』を強要されます。従わなければ、規律違反とされ、異端児のような目で周りから見られることもしばしばです。

それによって、いつしか自分の中にある『学びたい』という気持ちは消え失せ、自力で知識を得ることができない、『グライダー人間』に作り替えられていると、外山先生は指摘されているのです。

グライダーとは "空の女王” と呼ばれ、静かに優雅に空を飛ぶことができる乗り物。

ただ、グライダーは、エンジン搭載型の『飛行機』と違って、自力で空を飛ぶことが出来ません。

要するに学校は、『詰込み型教育』によって、用意したものに従順に従う人間を量産する”訓練所”と化し、自分の頭で考え、自らの力で飛ぶ『飛行機人間』を養成する場所ではない、と言われているのです。

『グライダー人間』が量産されている現状に、強い問題意識を感じていた外山先生は、 そういった学校信仰は、もうやめましょう!と、いうスタンスで本書を書かれた訳です。

人間が持つ2つのバランス能力

外山先生は、人間には2つの能力があり、2つの能力を持っておくことが大事だと、言われています。

  • グライダー能力
    (基本的知識の習得で必要な能力)
  • 飛行機能力
    (自分で物事を発明・発見する際に必要な能力)

ただ、現実問題としてあったのは、>優秀と言われ、社会で評価される人の多くは、『グライダー能力』が圧倒的であり、『飛行機能力』に欠けている点です。

そんな中、時代は変化し、新たな優れた『グライダー能力』を持つものが現れます。
コンピューターです!

グライダー人間の強敵現る!

近い将来、コンピューターによって人間の仕事が奪れることが分かっていたことから、外山先生は本書で 警鐘 を鳴らしたのです。

なぜ、人間の仕事をコンピューターが奪えるのかと言うと、幾ら従順に動くグライダー人間を量産したとしても、コンピュータの従順さに勝る者はないからです。スピーディーさ・正確さ・コスト面からしても…。

良いとこ尽くめですよね♥

じゃあ、どうする!
『グライダ―人間』を完全にやめてしまうことは、生きづらさに繋がり、かといってグライダー専業を続けることも、無理があるのです。

そこで!外山先生は、本書で提案をします。
自前のグライダーに、『エンジン』を搭載してみてはどうだろう

ただ、どうやってエンジンを搭載すればいいかなんて、誰も知りません。
そこで、外山先生は本書を通して、「一緒に考えましょう」と言って、本題に入って行くのです。

[思考の整理学]の要点

ここから要点に入り、4つのテーマで進んで行きます。

4つのテーマの流れ
  1. 集中力を上げる朝の過ごし方
  2. イデアを生み出す時間の使い方
  3. 思考力を上げる『忘却システム』
  4. 関わっていはいけないタイプの人

集中力を上げる朝の過ごし方

ここで、外山先生は ”朝飯前”という言葉を用いながら、物事を考える効率の良い時間について、自らの体験と偉人たちの体験を通し語ります。

いつからか、人間は『夜型信仰』を作り出し、夜に作業をするようになって行っきました。

だけど、朝と夜の頭の使い方で考えると、どうも朝の方が優秀だということに気づかれます。

そして、外山先生は40歳頃に、夜型から朝型に切り替えられたのだそうです。

人は若い時は多少の無理は利くけれど、年齢と共に体力が落ちると、無理が利かなくなります。

Yes!That right!

それを外山先生は、老いによって人は、自然に帰って行くのだと表現されます。

朝の効率を上げる方法

朝型に切り替えた外山先生は、次にこう考えます。
朝食前にたくさんのことを終えるには、どうすればいいだろうか?

そして、閃くのです。
朝食を抜いて、ブランチにすればいい!

その理由は、満腹になると人の体は、消化活動によって脳へ流れる血液が減る為、頭がボーっとしてしまうからです。ボーっとする頭で、何かをしようとしても効率は悪いですよね。

それならば、空腹によって得られる 仕事の没頭時間を増やそう と、考えられた訳です。

2度目の朝の迎え方

では、ブランチの後は、どのように過ごされたのでしょうか。食事の時間をズラしたとしても、食べた後に来るボーっとした時間は必ず訪れます。
そうだ!一眠りすればいい

ですよねぇ~

先生曰く、2度目の朝を迎えたような気分で、再び没頭できる時間が作れる訳です。同じ仕事をするなら、不自然で効率の悪い働き方をするより、有意義で効率よく動く方法を考え行動する方が、理にかなっていますよね。

そこで、思考には2つの時間があることを理解して

  • 思考に適した時間と
  • 思考に適さない時間

注意しながら一日を過ごしましょう、と言われているのです。

◆思考に適さない時間◆
  • 食後
  • 体が疲れている時

イデアを生み出す時間の使い方

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ヨーロッパの諺
  • 見つめるナベは煮えない
  • 早く煮えないか、煮えないかと鍋のフタを取っていては、いつまでたっても煮えない。あまり注意しすぎては、かえって結果はよくない。しばらく放っておく時間が必要だ

人間の思考もこれと同じで、何かを考えている時、どうしても考えに行き詰ってしまったなら、無理に考えようとすれば余計にアイデアなどは引っ込んでしまう、と。

そんな時は、一旦時間を空けて気持ちをリフレッシュさせることで、アイデアや発見が生み出されやすくなる、ということです。

偉人たちの発明やアイデアの閃きの多くも、一晩寝かせた翌朝、目覚めの瞬間に閃くものだ、ということを本書の中で語られていました。

思考の整理で最も大切なこと

大きな問題であればあるほど、答えを導き出すための時間の長さが重要になる、と言われます。 反対に、答えがすぐに出るような問題は、最初から大した問題ではない、のだと。

そして、思考の整理において、何が最も大切かというと、寝かせることだ!

人間には、意志の力ではどうにならない、努力してもできないことがあり、この2つには時間をかけることが最も大切だと言われます。

考えを生み出す際にあたって関心を抱くべきは、無意識の時間だということなのです。

この、外山先生の言われる無意識の時間というのは、近年...脳科学の研究で明らかになっている、デフォルト・モード・ネットワークのことです。

私達の脳には、情報をインプットした後の「情報整理」という機能が備わっています。その機能を上手く使うことで、アイデアなど閃きが生まれやすくなるのです。

Default Mode Network
(DMN:デフォルト・モード・ネットワーク)
ボーっとしている時の私たちの脳が行う神経活動のこと。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
studyhacker.net

思考力を上げる『忘却システム』

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私達は子供の頃から「忘れてはいけない」という教育を受けてきました。

それは何故か!
学校は知識を与え、知識を増やすことを目的としていたからです。

しかし、外山先生は言われます。
『忘れる』ということに対する偏見を改めるべきだ!

頭の中の倉庫

従来の教育では、頭の中にたくさんの知識が詰まっていることをよし!としてきました。それは、言い換えると『倉庫』のようなものとして見て来た訳です。

頭を倉庫として見ていたので、頭の中にある知識は在庫として考えられていました。倉庫を管理する上で大切なことは、在庫チェックです。材料がちゃんと揃っているか、チェックする必要があったのです。

これが所謂、テストです。

そうなると、『忘れる』という行為は、在庫が無くなったという風に考えられるため、悪い事になり許されなかったのです。

ライバル出現で『工場』求む

ところが、人間の頭脳(倉庫)に代わるライバル、コンピューターが現れると、倉庫の機能としてはコンピュータ―に勝てない為、人間にしかできないこと を考えなければなりません。

人間にしかできないこと…何でしょう?
新しいことを生み出す創造性(工場的な役割)が、求められるのです。

つまり、私たちの頭は『倉庫』としての機能と、『工場』としての機能を果たさなければならなくなったのです。

脳内工場の作業効率を上げるには

今まで、私達の頭は情報をインプットする為の役割だけでよかったものの、新しいものを生み出すためには、作業域(スペース)が必要になります。

そうなると、普段から倉庫の中を『整理』しておかないといけません。 整理すると同時に、不要なものは倉庫の中に極力入れないようにする必要があるのです。

そして、この頭の中の情報を整理するために大切なのは『睡眠』です。

ここで、外山先生が言われているのが

『自然忘却』システム 私達の脳に備わっている
忘れるべきもの・覚えておくべきものを振り分けるシステム

先程出て来た『デフォルト・モード・ネットワーク:DMN』です。

しかし、現代人の多くは、睡眠の忘却システムが機能しないほどに、脳みそがジー状態にあると、外山先生は指摘されます。

そして、頭を働かせたいのであれば、不要なものをどんどん、忘れて行かなければならないのだ!と。

睡眠の忘却システムが正常に働くような生活リズムを手に入れることが、思考を十分に働かせる土壌づくりとして大事だと言われているのです。

関わってはいけないタイプの人

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自分の考えに行き詰っている時、「もうダメかもしれない!」と思い詰めることは、自分に自ら暗示をかけることになるので良くない、と外山先生は言われます。

  • きっと上手く行く!
  • 私なら絶対にできる!

と、行き詰っている心に風を入れてみよう。 そして、後2つのことを意識してみるといい。

意識する2つのこと
  • 他人に対しても肯定的な態度を示す
  • (他人のいいところを見つけたら、それを認めて賞賛する)
  • 自分を褒めてくれる人と付き合う
  • (良い空気の場でなければ優れたアイデアを得ることは難しい)

人の良いところを何も見つけようとしない人間とは距離を置いた方がいいと、先生は言われます。

なぜなら、褒めることは最上の挨拶であり、人は誰もが褒められることで、思考が活発になるからです。

私達の思考は、関わる人によっても左右されるということなのです。

いかがでしょうか。 まだ動画を観られていない方で、動画の中身が気になられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最後のアバタローさんのまとめ部分は、動画を直接観て確かめていただくのが一番だと思います。
是非、ご覧ください。 youtube.com

[思考の整理学]本のご紹介

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)


ブログを書いていく中で、外山先生の思考に共感する部分が多かったことから、実は...まだ読んでいなかった本書をkindle版で手に入れて、読みながらまとめていました。

やはり、読んでみて初めて気づく魅力もあるのです。 人の思考法はそれぞれなので、魅力に感じる部分も異なっているからです。

ただ、言えるのは本当に面白い作品だということ。
これは、東大生・京大生が推さなくても確かでした。(笑)

[思考の整理学]感想

まだ、全部には目を通せてはいないのですが、私にとって最初に惹きつけられた言葉が、本書の『グライダー』の中に書かれていた言葉です。

われわれは、花を見て枝葉を見ない。
仮に枝葉を見ても、幹には目を向けない。
まして、根のことは考えようともしない。
とかく、花という結果だけに目を奪われて、根幹に思いも及ばない。

この言葉は、人間のもつ『愚かさ』の部分ですが、先生の表現が詩的であり、凄く美しく感じられ心惹かれた部分です。

そして、本書の読みやすさは、先生の考え方や表現の面白さに触れることで、どんどん増して行きます。

『ホメテヤラネバ』の中のピグマリオン効果には、笑ってしまいました。

後、動画の最後にアバタローさんも言われているのですが、本書を読み進めて行く中で、私自身も最初は『HOWTO本』のように見えていたのですが、途中で気付かされたのです。
これって…正に!先生の思考の整理学なんだ!...と。

先生の愛情深さにも気づかされる1冊でした。
ありがとうございます♥

外山滋比古さんの『人気書籍』BEST5

BEST5と言いましたが、1位は[思考の整理学]なので省かせていただき、2位から5位までと、個人的に読みたい1冊をご紹介します。

【2位】

失敗談

失敗談


【3位】

逆説の生き方 (講談社+α文庫)

逆説の生き方 (講談社+α文庫)


【4位】


【5位】

個人的に私が読んでみたいのは『傷のあるリンゴ』です。

傷のあるリンゴ

傷のあるリンゴ

[思考の整理学]まとめ

今回は、アバタローチャンネルで紹介していた、外山滋比古さんの[思考の整理学]を解説動画、日本語字幕付き動画と共にご紹介させていただきました。

是非、字幕付きで動画を観られたい方は、ご活用いただければと思います。周りに聴覚障害の方がいらっしゃる方は、拡散していただけると嬉しいです。

やはり、アウトプット大事ですね。ゴチャゴチャしていた頭の中が、書くことで段々まとまって行く感じを受けながら、更にまとめ作業をする中で、睡眠時のDMN『情報整理』を体感することが出来て面白かったです。

寝ている間にずっと頭の中が整理されていて、情報整理が終わった途端、突然閃くのです!

  • あの部分は、この流れの方が良いとか
  • こっちを先に持って来た方が良いとか
  • この表現を使わなきゃとか

そして突然、過去に聴いた曲まで流れ出し、BGMの選曲までされていて、だけど曲のタイトルが分からなないという・・・オチですが、寝ているはずなのに面白すぎて笑い声を上げそうになりました。

閃くと寝てもいられず、寝てしまうと起きた時に忘れているような気がして、半眼開いてスマホを弄りながら、2度寝をしていました。 こんなもんです!

次回予告は、孫武の『孫子の兵法』に行ってみたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました♥