ドキワクな毎日ブログ

晴れのち曇り、ときどき嵐♥ドキドキワクワクが大好物です

『ドキワクな毎日』~ 動画専用字幕サイト「Amara」の使い方(後編) ~

※ 【2020.12.5】 ブログ更新後、Amaraの日本語表示が進んでおり、だいぶ字幕付けするハードルが下がっています。幾つか補足説明を追加しました。
※ 【2020.12.10】 字幕テキストの入力字数に関する訂正
※ 【2022.7.10】 Amaraの仕様変更に合わせてリライト

字幕専用サイト「Amara」の使い方(後編)ということで、字幕エディタの構成、操作方法を中心にお伝えします。

(前編)では、アカウントの登録申請から動画の登録方法までをお伝えしました。後半は字幕エディタの使い方・字幕の編集方法をはじめての方に向けてお伝えします。

前編をご覧になられていない方は、コチラからご覧ください。👇👇
www.dokiwaku-everyday.com

◆ 目次 ◆

はじめてAmaraを使用する方へ:全体の流れ

Amaraをはじめて使用して、字幕起こしをする全体の流れはコチラ👇です。

  1. アカウントの登録申請
  2. ログイン
    • 無料・有料の選択(2択)
    • コース選択(4択)
  3. ワークスペースに動画情報を登録
    • 動画のURLを登録
    • 動画の使用言語を選択
    • 字幕言語の選択
  4. 字幕の編集作業
    • 字幕エディタの使い方
    • 字幕の編集作業
    •    タイムラインの使い方
         Noteの使い方
    • 字幕データの保存・終了
  5. 字幕の完了【Publish】

後編は、4. 字幕の編集について、エディタの構成・各パーツの使い方と共に、編集方法・データ保存の仕方を説明し、最後は 5. 字幕の完了【Publish】で終わります。

はじめて字幕制作をされる方でも理解できるよう、丁寧に説明していこうと思いますが、不明点や疑問などがありましたらコメント欄より質問いただければ分かる範囲でお答えいたします。

では、Let's start!

Amara:字幕制作を始める前に抑えるポイント

まず、字幕制作を始める前に、エディタ画面の構成と各パーツ機能について抑える必要があります。どこで何を使うのか、編集作業に必要な知識を事前に得ていないと、作業の途中で問題に対処する時間が長引いてしまうからです。

字幕エディタ画面の構成5つ

字幕エディタの構成・機能について紹介します。字幕エディタは、上の画像の通り5つのパートで構成されています。

5つのパートは、使い方によって2つのパートに分類できます。字幕編集作業で主に使用するメインパートと、編集作業のサポート機能です。

◆◇メインパート◇◆
  ③ 字幕の編集作業領域
  ④ 字幕データの保存・完了


◆◇サポート機能◇◆
  ① エディタのキーボード操作/
    字幕ガイドライン
  ② 字幕の編集履歴
  ⑤ 編集作業で使用するnote

メインパートより先に、編集作業をする上で必要なサポート機能から見ていきます。

①-1 キーボード操作を覚える

キーボード操作の領域には、特に使用率の高いショートカットが4つ表示されています。

動画の再生/停止・戻るは、最初に覚るショートカットです。

開始時間・終了時間の同期は、音と字幕のタイミングを合わせるための便利なショートカットです。無料版の字幕エディタには音声波形がないものの、この同期のショートカットによって、字幕ズレを防ぐことが可能です。

右上のその他のコマンドを押すと、それ以外に便利なショートカットが表示されます。コマンドを使用する箇所によって、3つのパートに分けることができます。

  • タイムラインの操作
  • テキストBOXの操作
  • その他の操作

パート別に説明していきます。

①-1-1  タイムライン操作

タイムライン操作で使うショートカットたちです。
タイムラインは、動画の下にある黒い帯状の領域を指し、下部にタイムメモリが表示されています。

字幕を表示するタイミングは、発話(音)とタイムメモリを使って合わせます。

字幕の編集作業は、動画の再生・停止を繰り返しながら字幕を起こしていくので、キーボードから手が離れる時間が少ない方が作業が捗ります。

タイムライン操作のショートカットで最初に抑えるのは、Tab(動画の再生・停止)と Delete (字幕削除)の2つです。

タイムライン上で字幕を削除する場合

削除対象の字幕ラインをクリックして、編集を有効(水色表示)にしてから【Delete】を押します。編集が有効になっていない状態でDeleteを押すと、違う字幕ラインを消すことになります。

もし、誤って消してしまっても焦らずCntrl +Z で復活させましょう。

①-1-2 テキストBOX操作

テキストBOXは、字幕の編集作業領域で、動画の発話(音)を拾って字幕起こしをする場所です。

文字を打ち込みながらマウスを持っていては作業が捗らない為、やはりショートカットを覚えて効率よく作業が進められる方がいいですね。

とは言っても一遍に覚えるのが難しい場合は、使用頻度の高いキーから覚えると無難です。私はこの3つを使用しています。

Enter:カーソル移動・ 新規テキストBOX挿入
Shift +Enter:改行
Ctrl +Enter:字幕の分割

また、ショートカットだけでなく、テキストBOXの中にも隠しコマンドがあります。

テキストBOXを ↑↓ に挿入する場合は、 隠しコマンドのも使えます。

①-1-3 その他キーボード操作

4つのショートカットキーは、普段のパソコン操作でも使用することがあるので、覚えておくと便利ですよ。

Ctrl + Z と Ctrl + Yの使い方がややこしい表現になってますが、Ctrl + Z :直前の動作を取り消すのに対し、Ctrl + Y :直前の動作を取り戻すショートカットです。

①-2 Amara 字幕ガイドライン

動画サイトや制作グループに独自の字幕ルールが存在するように、Amaraのサイトを使用する場合には、Amara独自の字幕ルールがあります。

字幕エラーに関係する必須項目をピックアップしてお伝えしますので、詳細については時間がある時に確認しておいてください。字幕エラーが出た時の確認事項です。

Amara字幕ガイドライン(一部抜粋)

  • 字幕1行:アルファベット = 42文字/
         日本語 = 21文字
  • 一字幕 :MAX2行
  • 最短時間:0.7秒
  • 最高時間:7秒
  • 音声スピード:21文字/毎秒

【2020.12.10】Amaraの字幕入力、可能文字数の訂正。

文字数制限については、日本語と英語で異なる点がポイントです。

字幕は音声だけを文字にするのではなく、テロップや効果音など、状況を把握するために必要なものはできる限り字幕に起こします。

字幕制作のポイントは、音がなくても文字で状況判断ができる工夫です。
それは何故か!

聴覚障害を持つ方・聴覚機能が弱い方にも、字幕付き動画で楽しんでもらうことを目的にしているからです。

動画サイトや制作グループによっては、独自の字幕ルールがあるので、その際はエラーが出ない範囲内で臨機応変にそちらの仕様に合わせてください。

② 字幕の編集履歴

はじめて字幕を付ける場合は、字幕の編集履歴がないので何も表示されていませんが、字幕データを何回かセーブすると編集履歴が有効になり表示されるようになります。

ただ、日本語字幕オンリーの場合、余り履歴の使い道がよく分かりませんでした。日本語字幕を付けた動画に、英語字幕を付けたらどうなるか試してみたところ、日本語字幕を見ながら英語の字幕が付けられる点でメリットを感じました。

編集履歴は多言語字幕の制作を行う際に便利なサポート機能です。

⑤ Noteの使い方

サポート機能であるノートの使い方は、字幕を編集をしていく中での疑問や不明点など気になることをその都度メモに残すことが可能です。後で調べて編集する場合に便利な機能です。

また、チーム制作の場合で、字幕審査をする担当が別にいる場合などは、連絡事項として使うこともできます。

メモを残す際には、タイムラインは表示しておいた方が便利です。なぜなら、メモ欄に該当する字幕開始時間を表示することができるからです。

メモに時間が記載されていれば次の編集の際、Noteに表示されたメモの開始時間を押すと、該当する字幕ラインやテキストBOXに飛べるからです。

メモに字幕開始時間を表示させるには、テキストBOXの隠しコマンドから を押して、メモ欄に時間を記入します。

メモは最後、Post New Note を押さないと、Noteに残らないので注意しましょう。

◆◇Noteメモ使い方◇◆

  • 聞き取れなかった箇所のチェック
  • 調べもの内容
  • 編集の中断箇所の印

③ Amara 字幕編集作業について

いよいよ字幕の編集作業について説明していきます。
まずは、流れからお伝えします。

字幕編集についての流れ

  • 字幕の編集作業領域の構成について
  • タイムラインの表示・非表示/合わせ方
  • テキストBOXの隠しコマンド
  • 字幕編集の流れ
  • 字幕のエラー表示
  • 字幕データの保存

字幕の編集作業領域:構成6つ

字幕の編集作業領域は、6つのパートに分かれています。

  1. 動画
  2. タイムライン
  3. 設定(タイミングツール・設定)
  4. テキスト入力(字幕起こし)
  5. テキストBOXの開始時間
  6. テキスト詳細

2.のタイムラインは、字幕エディタが開かれた直後は非表示になっているので、字幕の編集作業を行う際にははじめに3.のタイミングツール で、タイムラインを表示させます。

4.のテキスト入力については後で詳しく説明するとして、5. のテキストBOXの開始時間と6. のテキスト詳細は、タイムライン上で字幕ラインが表示されていない場合には、字幕の開始時間の確定ができていないため表示されません。

タイムライン:表示・非表示

タイムラインを表示させるには、タイミングツール を押して、 Show timelineを押すと、空の字幕ライン が表示されます。

タイミングツールの「Show timeline」が押された時点で、非表示「Hide timeline」に切り替わるので、タイムラインを非表示に切り替える際は、同様に Hide timelineを押します。

タイムラインの合わせ方

動画の再生・停止をしながら、字幕ひとつひとつをタイムラインに合わせていきます。

マウスを使ってタイムラインを合わせる場合は、ラインの長さ調整とラインの移動で合わせます。

ショートカットでタイムラインを合わせる場合は、↑・↓キーをしようして、字幕の開始・終了を同期させます。字幕の最終チェックで使いやすいショートカットキーです。

◆◇ マウスでラインの長さ調整 ◇◆
ラインの両端にカーソルを持っていくと⇔が表示されるので、ドロッグ&ドロップで長さを調整します。

◆◇ マウスでラインの移動 ◆◇

移動させる字幕ラインの上で、ドラッグ&ドロップして移動させます。移動する際、編集が有効になっていればラインの色が青色に変わり、カーソルの形も に変わります。ドラッグ&ドロップでタイミングを合わせましょう。

テキストBOX内の隠しコマンド

実は、テキストBOX内には隠しコマンドがあります。
テキストを編集中や、カーソルがテキストBOX内にある時に 設定マークが表示され、カーソルをマークの上に持って行くと、隠しコマンドが表示されます。

隠しコマンド :タイムラインとテキストの同期
:テキストBOXを上に挿入
:テキストBOXを下に挿入
:字幕を削除
:字幕の開始時間をメモ欄に追記

ショートカット同様に便利に使いこなしてみてください。

Amara 字幕編集作業の流れ

字幕の編集作業は、基本3つの作業で行います。

◆◇字幕の編集作業の基本◇◆
  • 字幕起し
  • 字幕のタイムライン合わせ
  • 誤字・脱字チェック

ただ、編集の方法は2通りあります。
字幕起こしとタイムライン合わせを同時進行で進めるやり方と、先に動画全体の字幕を起こしてから、タイムラインを合わせる方法です。

私の定番スタイルは、最初の出だしだけ同時進行で進み、その後はタイムラインを非表示にして、字幕起こしに集中するやり方です。

動画の内容を早く知りたいのもあるのですが、私には同時進行するよりひとつに集中す方が効率がいいからです。

ひとそれぞれ、性格によっても合う合わないがあると思うので、自分のやり方を模索してみて下さい。

【編集1】字幕起こしとタイムライン合わせの同時進行

字幕起こしとタイミング合わせを同時進行する利点は、作業を1セットにして確実に終わらせたい方に向いた方法だと思います。

Tabキーを押して動画を再生し、一文を聞き取ったら、テキストBOXに字幕を起こし、次にタイムラインで字幕のタイミングを合わせます。

テキストBOXの進行と同時にタイムラインの帯が連なって行きます。

タイムラインと字幕を同期すると、テキストBOX右に字幕に関する詳細内容が表示されます。

◆◇テキスト詳細内容◇◆
  • 字幕開始時間
  • 字幕終了時間
  • 時間差分
  • 文字数/行
  • 文字数/秒

次の字幕起こしをするためには、新しいテキストBOXを表示させます。

テキストBOXの編集が有効になっている場合、薄い青色がかった色に変わるので、その時にEnterを押すと、新しいテキストBOXが現れてカーソルも移動します。

テキスト内の隠しコマンド を使用しても同様に行えます。

同時進行の場合は、何か気になる点などがあれば、サポート機能のNoteを使う際に、 を押すと、メモ欄に時間が表示されるので便利です。

【編集2】字幕起こしの後タイミング合わせ

動画全体の字幕起こしを先に終わらせてしま場合は、テキストBOXに集中できる点で、私にはメリットしかありません。

その場合、タイムラインを非表示にして、発話(音)に集中します。細かい誤字・脱字があっても気にせず、ひたすら前身あるのみ!(笑)

聞き取れなかった箇所や言葉の表現が不明な箇所・曖昧なものはメモを残すのですが、ただタイムラインを非表示にし、字幕の開始時間が有効になっていない為、メモ欄に時間を表示することが出来ません。

そのため、後で目に付きやすいよう「●●●●」を入力しています。

一気に字幕起こしが終わったら、タイムライン合わせに入ります。 この時、最初の一文だけタイムライン合わせができていれば、開始時間が確定しているので、その続きでタイムラインを合わせればいいのです。

タイムライン合わせの終わった最後の字幕へひとっ跳びするには、テキストBOXの隠しコマンド を押すと、タイムラインの赤いメモリが瞬間移動してくれるので大変便利です。

字幕エラー表示

字幕エラーの原因は、2パターンあります。

  • 1行又は1字幕に対する文字数オーバー
  • 字幕時間が短すぎるか、長すぎる

上の画像は、タイムライン上のエラー表示です。エラーのある字幕は、帯の両端がオレンジ色に変わります。

テキストBOXを見てみると、開始時間の下にオレンジのビックリマークが表示され、テキストの詳細も開始時間・終了時間・時間差分の時間に関する部分がオレンジで表示されています。下段には、エラーの原因を詳細に文章で表示しています。

Amaraの字幕ガイドを確認すると、字幕の最短時間は0.7秒ですが、エラー表示された時間差分を見ると「0.65秒」となっています。字幕時間が短いことが分かります。

タイムラインの長さを伸ばして対応します。

④-1 字幕データの保存

字幕編集は時間がかかるので、こまめにデータを保存しておくことで、アクシデントによる消滅を回避することが出来ます。

エディタ画面の右上に表示された を押すと、データが保存されます。

次に、作業を続けるか/終わるか聞いてくるので、 Exit で抜けましょう! データが保存されると、次の作業でエディタを開く際、字幕の履歴が有効になり表示されます。

離席中の謎のメッセージ!!!
ちょっとお茶してきま~す♪

とルンルンで席を離れPCに戻ってみるとガーン!!!

画面が真っ暗!
そして、謎のメッセージ。


なにこれ?

最初の頃は、カタカタと震えていました。

Discard:データを廃棄するか、Restore:戻って作業を続けるのか

どっちやねーん!

というAmaraの問いかけです(笑)

作業を続けるならRestoreを、データを廃棄するならDiscardを選びましょう。

④-2 Amara 字幕の完了

やっと、字幕編集の終わりが来ましたね。
あと一息です!

動画の最後まで字幕を編集し終わったら、確認項目 で最終チェックをしましょう。

◆◇字幕の最終チェック◇◆
  1. すべてのコンテンツに字幕が付いているか
  2. 動画とコンテンツの内容・タイミングが合っているか
  3. 誤字・脱字がないか
  4. エラー表示(オレンジ表記)されたものはないか

最終チェックでは、字幕が表示されるタイミングや速さなどもチェックした方が良いので、実際に動画の音を消して字幕だけで動画を観ると、それまで気付かなかった違和感に気づくことがあります。

問題がなければ、 を押して、完了です。

お疲れさまでした♪

◆Publishを押す前の注意点◆
字幕の最終審査を誰かに依頼する場合は、字幕制作者側で『Publish』を押さず、審査終了時点に押す方が流れがスムーズに良いです。

まとめ

初めて字幕制作に当たられる方にわかるよう、Amaraの字幕エディターの使い方・編集方法について分かる範囲内でお伝えしました。

まだまだ未開拓な情報もありますが、新たな発見があればその都度、ブログに追記していこうと思います。

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。 是非、一緒に字幕LIFE始めましょう。

※ 【2020.12.5】 amaraの使い方を説明した動画も発見したので、こちらも併せてご覧ください。

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