最近、ご無沙汰が定番化しているブログですが、リウマチで通院中の私の体調は、お蔭さまでだいぶ良くなってきました。
ブログネタがないわけではなく、反対に雑念の氾濫により手が追いついていないだけです。
今回、7月中旬の血液検査の結果報告と、7月末よりスタートしたillustratorの仕事を始めるまでの「不安」について書いてみます。(・∀・)b
定期的な血液検査の理由
年末より持病のリウマチが再発し、治療で通院している私ですが、なかなか症状や身体に合った薬に巡り合うことができず、4度目の薬切替中です。
現在受けている治療法は、
です。
以前、服用した『メトトレキサート』は、リウマチの症状はグッと抑えられ、手の強ばりも消えたのですが、身体に合わなかったようで肝臓に影響がでてしまいました。
そのため服用中止となり、現在の治療法に切り替わっています。
治療方法を変更した直後は、リウマチ抑制剤の『ケアラム』は服用せず、『オレンシア』の注射を週一で打ち、ステロイドで痛みを抑えていました。
だけど、『オレンシア』の注射が高価すぎるため、行政支援から抜け出して復活するには、経済面を圧迫して道が暗く閉ざされている感がありました。
そこで、通院の際に主治医に相談したところ、症状に合わせて注射の間隔を
週1 ⇒ 10日おき ⇒ 2週間おき と徐々に空けているところです。(減薬中)
主治医曰く今後の治療目標は、症状が落ち着いて来たら注射を止めて、ステロイドのみの対応に切り替えていこう、ということでした。
えっ? ステロイドのみ?
ステロイドを長く服用すると骨粗しょう症の問題はあるけれど、現代では骨粗しょう症予防薬があるから問題ないという話しでした。
その言葉に疑惑を持つ私…。 (=_=)
ステロイドのみの治療法は嫌だ!
1本3万円の注射がなくなることは、非常に喜ばしいことなのですが、ステロイドのみの治療法に切り替わることへの不安がありました。
何が不安なのかというと、ステロイド薬の作用は、炎症や痛みを止めることが主だということです。
免疫抑制作用もあるようですが、本来のリウマチそのものを抑える薬ではありません。リウマチの症状を抑えるには、リウマチ抑制剤や同じ作用を持つ薬を服用しないと抑えることができないのです。
以前、リウマチ講演会で専門医の先生の話しを聴いたことがあります。
その時、ステロイドのみで痛みを抑えていたリウマチ患者さんの話しがありました。
先生曰く、ステロイドのみではリウマチによる痛みは抑えられても、リウマチ自体が抑えられないので、気付いた時には骨の破壊が進んでいたという話でした。
痛みや炎症を抑えるステロイドのみでの治療法は、リウマチの症状を誤魔化しているように感じるのです。ちゃんと治療するなら、骨の破壊と痛みを止めることが重要なのです。
そこで、素直に「不安」だということを主治医に伝えてみました。
弱いリウマチ抑制剤でも良いから、ステロイドと併用してなんとかできませんか?
先生にそれを伝えたところ、「あと1種類、試す薬がある」…ということで、「ケアラム」を併用するようになりました。
「ケアラム」も「メトトレキサート」同様、肝臓に影響が出やすい薬だということで、主治医の先生の中で止まっていた薬でした。
そんなことから今回の血液検査は、「ケアラム」を1ヶ月服用して、何か副作用が現れていないかを調べるためだったのです。
血液検査の結果
血液検査の結果は、気になっていた副作用もなく、リウマチによる炎症反応も正常化して、全体的に数値は良好に向かっています。
朝方の手の強ばりは、薬の切替により再び症状が現れていますが、長時間の強い強ばりではないので、ネガティブな感情には至っていません。
リウマチに関する数値4つ
リウマチに関する数値では、今後3つの数値が落ち着くことで、手の強ばりが消えていく予定です。
年末年始での検査結果と比較すると、グッとリウマチの数値が良くなっていることが分かります。
一時期は、両手が使えなくて死んでいた日もあるけれど、やっとあともう少しで寛解に向かいそうです。
いまは夏だけど、冬になる前には手の強ばりが消えていて欲しい…と毎晩念力を身体の奥に送っているところです。
今回、血液検査の結果が良好だったので、現在2週間おきに打っている、『オレンシア』の注射間隔も更に空ける予定です。
そうなった時、手の強ばりや他の症状がどこまで耐えれるかが気になるところですが、今後の目標は『注射なし』でもリウマチの数値や症状が落ち着くことです。
ステロイドの服用も炎症が消えていることから、痛み止めの服用に切り替えています。
症状が落ち着いてきたことで気持ちもだいぶ軽くなり、身体に大きな負担がかからない程度で在宅での仕事を始めているこの頃です。
初めてのillustrator案件スタート♪
そんな私は、7月末より初めて法人でのillustrator案件を『エレファンキューブ様』よりいただきました。
ありがとうございま~す♪
当初、自ら勢いよく手を挙げてみたものの
実際に手を動かすまでは、不安不安不安がつきまとっていました。(笑)
何せ、法人ですからね。
趣味で作るのとは、わけが違うのです 。
あぁ言ってみたものの…
役に立たなかったらどうしよう? ( ̄_ ̄||)ドヨーン
どんなことするんだろう?
資料が手元に届いても、まだ手が動いていないので不安は漂っていました。私が何かを始める時は、大体こんな感じです。
まだ見ぬ世界に対し、あれこれ思うこと自体おかしな話しですが、「不安」は、妄想の一種で無駄な心遣いだと分かっていても、「不安」なしではスタートできないのす。
ある意味、私+何かを始める+不安=1セット だと思ってます。
最終的に私の中の性悪な小人が、不安がる自分を眺めて楽しんでいます。
実際に作業が始まると、「不安」は「興味」に変わり、未知の情報を得ようと動き始めます。
あぁ… こうやるんだ!
こうすれば良いんだ!
〇〇のやり方、覚えた! レベルアップした! ヾ(≧▽≦)ノ 楽しい
仕事の醍醐味って、こういうことじゃないでしょうか。
「不安」は、いつも行動を起こす前にしか存在しません。
それに気付けば、行動さえ起こせば消えることが分かるので、不安がっている自分も楽しめます。
だから、躊躇なく自分の知らないことに首を突っ込むことが多い私です。
最悪できなければ、止めて次に向かえば良いと思っています。
だけど、自分の知らない世界に首を突っ込む楽しさや、自分の可能性が広がる楽しさに興味があります。死ぬまで勉強っていう言葉の意味は、こういうことなんでしょうね。
隠居とか引退とか、ある意味不要な言葉だと思っています。
人生の終着点は、小さなことから自分の中の世界をドンドン広げて、どこまで広げられるかだと思うからです。
大きなことをやらなくても良いんです。自分が満足さえしていれば…。
「学生時代が終われば勉強は終わりだ」と思っている学生がいたならば(息子よ!)
卒業してからの勉強が楽しいんだよ! …と言いたいオカンです。
まだまだ、知らないことが多すぎて
あと残りの人生がMAX50年だとしても、足りない感が満載です。
世の中、お金を貯めることが幸せだと思っている人が多いけれど、私は限られた時間を有効活用し、楽しみながら脂肪のように情報を蓄え自分の中の世界を広げて行こうと思います。