先週の金曜日、予約の電話を入れて美容院へ行って来ました。
半年以上カットしていなかった私の髪は肩下まで伸び、束ねていても暑かったのです。
美容室へ行く2日前の夜、私は洗面台ですきバサミを手に髪の毛をカットしました。
美容室へ行った理由は、セルフカットした髪の微調整をして貰おうと思ったからです。
今回は、セルフカットと美容室ネタです。
思い立ったが吉日
普段、腰が重~い私ですが、髪を切ることに関しては思い立ったが吉日派です。
カットした~い‼ «٩(*´꒳`*)۶»
と思ったその日の内にカットしないと気持ちが落ち着かないからです。気付けば洗面台で髪をカットしていることがよくあります。
今回も衝動的にカットしていました。
その日の夕方、外出から帰ると熱っぽかったこともあり、そのままベッドに倒れていたのですが、1時間程して目が覚めると…
起きた → 洗面台に行く → Tシャツ脱ぐ →カットする
気付けば私の肩は、パンダのように黒く…いや茶色になっていました。
セルフカットをする私が気を付けていることは、3つあります。
- 一回で完成させない
- パッと見問題ないところまで切る
- 数日かけて徐々に調整して行く
この3つは、私がセルフカットで失敗しない為の秘訣なのです。
セルフカットするようになったきっかけは、子どもの頃…母のセンスでパッツンに髪を切られたことからでした。
子ども専属スタイリスト
子どもの頃、髪を親がカットしていた人は、多いのではないでしょうか。私もその一人です、子供時分の専属スタイリストは、親が圧倒的に多いと思っています。
その理由は簡単
- お金がかからず経済的
- 親子のコミュニケーションがとれる
- 母親好みの可愛さが作れる
...と、こんな感じではないでしょうか。
また、小さな子供はじっと椅子に座っていることができなかったり、母親から離れることを嫌がったり、美容室へ連れて行くタイミングが難しいのです。
自宅カットのメリットは、小さなこどもにとってストレスフリーの面が大きいのではないでしょうか。
しかし、ストレスフリーだからといって、良いことばかりではありません。物心がついてくる頃に直面するのが、親のセンスです。
当時の私のヘアスタイルは、俗にいうおかっぱ頭だったのです。響きの良い表現にショートボブやマシュマロカットというお洒落で可愛い言葉もありますが、私の頭はどう頑張ってみても、カッパ頭のおカッパだったのです。Σ(゚Д゚)
前髪パッツン…後ろもパッツン。
パッツン…パッツン…パッツン
ストレートヘアだった私の髪は、母の手によってまず斜めに切られ、修正を施される度に前髪は短くなり、後ろ髪もどんどん短くなっていきました。
小学低学年の頃まで続いたおかっぱ頭は、3.4年生になると終止符を打つため、専属スタイリストである母のカットを、断固拒否するようになりました。
それからは、母が美容室へ行く際、ときどき一緒について行き、愛嬌を振りまいて美容室でカットをして貰うようになりました。(笑)
美容室デビュー
美容室デビューを果たした私のヘアスタイルは、おかっぱ頭から男の子と間違えられるほどのショートヘアに変わりました。(笑)
その頃、すきバサミという便利なアイテムがなかったので、髪の毛の量を減らすときは、床屋さんの髭剃りみたいなもので髪の毛を削がれていました。
※ググッてみると『レザー』と呼ばれるヘアカッターでした。
美容室でカットされる時、鏡越しに美容師さんがどうやって髪をカットするのかを見ていた私は、パッツンに切る母との違いは、何処にあるのか! を考えていました。
そして、自分で髪を切れば問題は消える、と思っていたのです。
美容室へ行くメリットとは
子供の頃に通った美容室と、現在の美容室を比べるとガラッと雰囲気が変わりました。
そして、私たちが美容室へ行く理由も変わったように思います。
髪を綺麗にして貰うことは勿論ですが、気忙しい日常から手っ取り早く離れられる、身近な癒しの空間へと変わって行ったからです。
チェーン店のような大きな美容室は、お店に足を踏み入れると洗練されたお洒落な空間が広がっており、こじんまりとした美容室は、アットホームで居心地のよい安らぎを観葉植物などを使って演出しています。
店内に流れる音楽も、心地の良い音楽が流れていますよね。センスの良い美容師さんたちは、素敵な笑顔と心の行き届いた接客サービスで、私たちを癒してくれます。
他にも、待ち時間に読めるファッション雑誌や週刊誌、グルメ雑誌などがあり、パーマやカラーリングで待ち時間が長い場合は、ソフトドリンクまで出してくれるお店が多いですよね。
至れり尽くせりの美容室は、心地のよい癒しの空間ではないでしょうか。
そんな美容室でカットするメリットは、4つです!
- プロに任せる安心感
- カット時間が短い
- 綺麗にカットしてくれる
- 髪全体のバランスがいい
美容師さんにカットして貰うメリットは、美容のプロということから高い技術力で安心感を与えてくれます。
美容師から盗むもの
日々、色んなお客さんと接している美容師さんは、美容ネタは勿論のこと、身近な地域情報から芸能ネタ、あれやこれと色んな情報を知っているので、会話を楽しむことができます。
そして、美容師さんにカットして貰っている際、雑誌を読みながら盗めるものがあります。それは、カット技術です。(笑)
- カットする際の髪を引っ張る方向
- ハサミを入れる向き
- ハサミの動かし方
などです。雑誌を読んでいても、髪を引っ張られている方向は、感覚で分かりますよね。ハサミを入れる向きは鏡を見なきゃわからないけれど…。
じ――っと見つめることは、怪しさ満点でキケンなので、会話しながらさり気なく見るのがポイントです。
周りの人がカットして貰っている姿を見ていても勉強になりますよ。
美容室はセルフカットに役立つ情報が一杯なのです。(๑•̀ㅂ•́)و✧
美容室へ行くデメリット3つ
ところで、至れり尽くせりの美容室へ行くデメリットは、あるのでしょうか?
美容室で大人が髪を切って貰うと、大体¥4,000~6,000かかるのではないでしょうか。
子供料金だったら半額かな? と思う人もいるかと思いますが、実際は大人とあまり変わらず、¥2,000~5,000かかります。
ちょっと…それ高すぎな~い?
一時期1,000円カットのお店も増えましたが、プロにカットして貰うということは、高い技術料が発生するのでお金がかかるのです。
そして、髪を切りたい!と思っても、その日の美容室の混み具合によっては、切ることができず、予約が必要なことが多いですよね。当日に予約が取れたとしても、美容室まで行かなくてはなりません。
面倒くさいですよねぇ~(๑˙❥˙๑) ←超わがまま
美容室へ行くデメリットは
- お金がかかる
- 移動しなくてはいけない
- 予約が必要
この3つです。
セルフカットデビュー
小学生の頃の私は、そんな家計の負担のことなんて考えていませんでした。
ただ、私は母のパッツンから逃げたかったのです。
ある日、母のドレッサーの引き出しの中にカミソリを発見し、それをきっかけにセルフカットするようになりました。 髪の毛を削ぐなら、カミソリでも髪の毛をカットできるのでは? と思い、サイドの髪を自分でカットしてみたのです。
美容室でのカットを思い出しながら、左手の人差し指と中指に髪の毛を挟んで、カミソリの刃をそっと下に何度かおろしていくと良い感じでシャギーができたのです。
(カミソリは髪が傷むのでおすすめできません。)
おぉ~‼ これだったら自分でも髪が切れる
こうして、私はセルフカットの第一歩を歩み出しました。私がセルフカットをするようになると、母にとっても良いことだらけだったはずです。家計にやさしく、母の時間を奪うこともない親孝行な娘なのですから…。
セルフカットのデメリット
…とは言っても、プロではなく素人が切るので問題はあります。
あるんです!
セルフカットの大きなデメリットとは...失敗です!
よくある失敗は、
- イメージ通り切れない
- 短く切りすぎた
- 斜めに切った
- 左右のバランスが悪い
などです。
この問題は、セルフカット、自宅カットでよくある失敗です。
母も私のヘアカットに失敗し、私も母になって息子のヘアカットで大失敗をしました。
(人のことを言えない)
セルフカットや自宅カットは、素人が髪を切るので、失敗がつきものなのです。
だからと言って、失敗を恐れていてはこのの世界では生きていけません。(๑•̀ㅂ•́)و✧
セルフカット2つ目のデメリットをお伝えしましょう。
それは、プロレベルの技やスタイルは望んではいけないということです。
男の子のクセ毛の苦労
赤ちゃんだった頃息子は、髪の毛が薄くて心配していた私ですが(笑)、2歳になる頃にはクリクリのクセ毛が、まるでルイ十〇世と呼べるレベルに達していました。
小さい子供のクセ毛は可愛いのですが、くせ毛の度合いや年齢によって、悩みに変わって行きます。
クセ毛の強い男の子は、理想の短髪スタイルができないという難点があるからです。
前髪をちょっと上に上げたら可愛いなぁ…と思っても、髪の毛が寝てしまうのでアレンジができないのです。
ただ、カットする分にはクセ毛は楽でした。ちょっと失敗しても髪がストレートでないため、誤魔化しが利きやすいのです。
ある日、私は息子のクセ毛を落ち着かせようと、あることを思いつきます。
五分刈りにしたら改善されないだろうか? (´・_・`)
髪を短くカットしてしまえば、クセ毛もリセットできるのではないだろうか…という、根拠のない考えを試すことにしたのです。
しかし、クセ毛の難点は、髪を立たせることができないことです。
五分刈りは失敗に終わり、息子の頭は無残にも青剃り子坊主と化したまま、後日青りんご狩りに出かけることになったのです。
セルフカットの失敗から学ぶ
素人がカットするセルフカットや自宅カットには、失敗はよくあります。
そこで大切なことは、失敗したときに原因を探ることです。
- ハサミの向きが間違っていたのか
- カットする髪の毛の取り方が間違っていたのか
- 使うアイテムを間違えたのか
失敗した原因さえ分かれば、次は失敗しなくて済むのです。
上手く切れるようになると自信にも繋がります。
失敗の対処法
短く切りすぎた髪は、美容室へ行ってもどうすることもできません。
髪の毛が伸びるのを待つしかないのです。
前髪パッツンの場合、心が折れて凹んでしまうかもしれませんが、クヨクヨしないで笑いネタに変えることをおすすめします。笑っている間に髪は伸びるからです。
それ以外の失敗は自分から言わないことです。周りの人はインパクトのある失敗以外は、誰も失敗に気付きません。人はそんなに他人の細かいところまで見ている人はいないのです。そのことに気付けば多少の失敗は怖くなくなります。
そして、失敗を繰り返すことで、気付くことがあります。
- セルフカットは失敗することがよくあるので、修正するための余白は必要
- 後ろの髪の調整は慎重に(利き手により髪の毛の扱い方に注意が必要)
- 素人なので時間はかかる
- 一回で完成させようとしない
切りすぎてしまうと修正が難しくなるので、一回目のカットは、修正するための余白は残す必要があります。
数日かけて納得のいくヘアスタイルを作っていくのがポイントです。
今回の私のセルフカットも、ちょっと長めに切って終えました。
失敗はネタにする
失敗ネタは美容室へ行った際、カット技を伝授して貰うのに役立ちます。
プロに教えて貰えば良いのです。
どうやったらうまくカットできるのか
どうカットすれば良かったのか
聞くのがどうしても恥ずかしい場合は、今の時代インターネットやYouTubeをググれば、知りたいことは何でも手に入れることができるのです。
失敗を減らすためにも色んな人の技を盗むのです。
セルフカットのメリット
失敗してもセルフカットする理由は、何だと思いますか?
それは、好きな時に切れるという点です。
「前髪が伸びてうっとうしいなぁ」と思ったら前髪をカットし、「後ろの髪が重いなぁ」と思ったら段を入れて髪の量をすくことができるって便利だと思いませんか?
美容室でカットして貰ったときの場面でもあるのですが、美容室から帰って鏡を見たら あれ? と思った経験ありませんか?
長い髪の毛がぴょろ~んと出ていたり、左右のバランスが微妙に感じるときです。
プロでも髪の状態によって変化する部分は、どうしようもないのです。
カットしているときの髪の状態と、動いた後の髪の状態、翌日の髪の状態は違うからです。時間を空ければ、何かしら現れてくるものです。
そのためにどこの美容室でも『お直し期間サービス』がありますよね。
お直し期間中に美容室へ行く人もいると思いますが、わざわざ時間を再び作って、美容室に足を運び修正して貰うのは時間が勿体ない、と感じる人もいるのではないでしょうか。そういう時、迷わずセルフカットできれば便利だと思いませんか?
また、自分でカットできればお金がかからないため、浮いたお金で違う価値を手に入れることができます。美容室でのカット料金… ¥4,000~¥6,000が浮くんですよ。
更に、セルフカットのめりっとには、美容室の定休日や予約日や時間を気にすることもなく、自分軸で時間を過ごせるメリットがあるのです。
失敗に強い髪とは
素人が髪を切るセルフカットや自宅カットは失敗しやすいのですが、実は失敗に強い髪は、クセ毛の髪です。
ストレートの髪はダイレクトに失敗が表面化されますが、クセ毛の髪は失敗しても髪にクセがあるため、分かりにくいのです。
子どもの頃、ストレートヘアだった私の髪も、実はクセ毛に変化しています。女性はホルモンバランスの崩れから、出産を機にクセ毛が出る人がいると聞きます。
私の髪も歳と共にどんどんクセが強くなり、失敗に耐えられる髪へと変わって行きました。
セルフカットと美容室を併用する
セルフカットや自宅カットは、モデルようなお洒落なヘアースタイルは望めないにしても、ナチュラルなヘアスタイルで美を追求することはできます。
…とは言え、セルフカットのみに頼ることは、あまりおすすめしません。
やはり、女性としてヘアスタイルのバランスは大切だと思うからです。セルフカットだけに頼ると、どうしても髪全体のバランスが崩れてしまうからです。
だから、大切な催しや人の集まりに参加する前などに美容室でカットして貰い、そのときヘアスタイルの土台が作られるので、次はセルフカットという感じがBESTだと思っています。私はそんな感じでやって来ました。
セルフカットと美容室をうまく併用することで、それぞれのメリットが最大限に生かせるのではないでしょうか。
セルフカットのポイント
セルフカットで一番難しいのは、視線の届きにくい後ろ髪です。
特に襟足は、目も、腕も…指も…届きにくいですよね。(笑)
視線の届きにくさをカバーしてくれるのは、鏡の形状だと思います。
個人的には、三面鏡がおすすめです。おすすめの理由は、両端の鏡の角度が変えられるので、後ろ髪をチェックしやすいからです。
普通の鏡の場合、髪がセミロングやロングであれば、上に引っ張ったり前に持ってきたり、ゴムでまとめて切ることができます。
しかし、髪が短いショートヘアや男性の場合は、鏡に映りにくいという難関があります。そのとき注意することは、指をハサミで切らないことです。面倒くさくても鏡にちゃんと手元を映して見ながら切ることが大切です。感覚だけに頼ってしまうと、私のように指を切ることになりますよ。
また、ハサミの動きは、指を切らない為にも小さく動かすのがポイントです。ハサミを大きく開いてしまうと、刃の間に指が入りやすくなるのでキケンです。
また、大きくハサミを開けば髪が大量に切れると思うかもしれませんが、紙を切るのとは異なり、髪は逃げやすく一気に切ろうとすると、失敗する確率が大きくなります。
髪は一気に切らず、こまめに左右のバランスを確認しながらちょっとずつカットしていくのがポイントです。
セルフカットおすすめの場所
髪を切る場所は、洗面台がおすすめです。
カットした髪の毛を洗面台に落せば、楽に片づけられるからです。
その際、排水溝に髪の毛が流れていかないよう工夫することが大切です。
足元には、新聞紙やレジャーシートを引いておけば、最後の片付けが楽にできます。
一回目のセルフカットを終えたら
第一回目のセルフカットを終えた翌日は、第三者の目でチェックしてもらうことが大切です。
私の子どもの頃の第三者の目は、なんだかんだ言っても母でした。
失敗した時や目が届きにくい箇所の修正は、素直に母の手を借りていたのです。
大人になってからは、息子を頼りにしています。今回もカットした翌日、息子にヘアチェックをして貰いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は私のセルフカットネタから、セルフカットと美容室それぞれのメリット・デメリット、オススメのポイントなどを書いてみました。
セルフカットする際は、ハサミで指を切らないよう十分注意してくださいね。
そして、セルフカットだけに頼らず、美容室と併用してもうまくメリットを最大限に有効活用してみてください。
今回、ちょっとでも参考になる部分があったら嬉しいです。(。ӧ◡ӧ。)
最後に、美容室から帰った私の髪はこんな感じになりました。
美容師さん...
ありがとうございます♥
【おまけ】ヘアカット参考動画3つ
■ 小さな男の子編
■ 小学生~20代の男の子編
参考と言いながら、余りにも動画モデルがイケメン過ぎて、釘づけで観ていた私です。(イケメンに弱いなぁ)
■ 女性のヘアカット編