今週の通院で主治医と話し合った結果、これからステロイドを飲まない日を作っていくことになりました。
そこで、通院の翌日から決行してみることに…。様子を見ながら薬の服用時間をズラしていくつもりで始めてみると、気付けば夜を迎えていたのですんなりとステロイドを飲まなずに済みました。
その翌朝は、手の強ばりを感じて目覚め、左肩や左肘の不快を感じたので、ステロイドを服用しました。
これから徐々に減らしていきます。
それはさておき、ここのところ私は別の症状で悩んでいました。
今回も不調ネタです。(笑)
眼の不調が続く日々
今回の不調ネタも薬を切り替えたタイミングで現れたので、副作用を疑っている私です。(笑)どんな不調かというと、左眼の疲労感です。眼精疲労は今までにも何回か体験していますが、その疲労感とはちょっと違うと感じたのは、なかなか改善されなかったからです。不快な症状が2週間ほど続き、寝ても覚めても目が辛い状態でした。
どういうこと?
普段だと一晩寝れば症状の不快さは軽くなるのに、今回は朝…目ざめた数分後から感じる不快さが続いていました。よって、ブログを書こうと思っても、イラレで遊ぼうと思っても目が辛いから、ただでさえ集中力のない私は更に集中力がなくゼロ…若しくはマイナスの状態で一日を終えていました。
身体の痛みは気力を失うけど、眼の不調は集中力を失ことを痛感した私です。
そんな私は、昨日の夜久々に熱を出し早目に倒れたことから、今日は目の調子も良くこうしてブログをアップすることができました。
眼科へ行く
目の不調で我慢ができなくなった私は、先日眼科へ行って来ました。診察の際、先生に関節リウマチの薬を服用していることと、2週間前皮下注射オレンシアに切り替わったことを伝えました。
すると、すかさずスマホで何かを調べながら「ステロイドの服用はありますか?」と聞かれたので飲んでいることを伝えて検査をして貰いました。
結果は、薬の副作用は今のところ問題なく、ドライアイ用の点眼薬を2種類出して貰いました。
えっ!? この不快さは単純なドライアイなの?
半信半疑なまま、この際…緑内障の検査をして貰うことに…。生前、母が緑内障だったこともあり、年齢的に遺伝が気になるお年頃になったからです。
そこで、受けた3つの検査について紹介します。
- 眼圧検査
- 眼底検査
- 視野検査
眼圧検査
眼圧検査は、眼の表面に空気を当てて眼圧を測定する検査です。
眼科の初診で必ず受ける検査なので、みなさんご存知だと思います。機器の中の一点を見つめていると、風がシュッ♪と眼球に当たる検査です。
いつ風が出てくるのかドキドキしますよね。思わず風が出てくる瞬間に、目を瞑ったり、目を細めては「頑張って目を開けて下さ~い」と言われるあの検査です。
普段は何気に受けている検査ですが、この眼圧検査で一体何がわかるのでしょうか。今回はしっかり検査について調べることにしました。
眼圧とは
眼圧は「眼の圧力・硬さ」のことを言います。眼球が球形なのは、目の奥にある液体=房水が満たされ、循環して保たれているからです。
また、眼圧によって血液の流れをスムーズにする働きがあります。
ここで余談ですが(早くも余談)…っていうことは、人が死んだら眼球ってへしゃげるの? と思った私はググっていました。結果、死後は瞼を閉じているから状態はよくわからないけれど、眼球の水分は蒸発・眼球周囲へ浸潤により低下し、眼周辺が落ち窪むのだそう。そう考えると水風船のように眼球はへしゃげるってことか!
余談から戻って、眼圧は房水の分泌と排出の量が一定であれば良いのですが、バランスが崩れると視野に障害が現れます。眼圧の正常範囲は、10~20mmHgです。
眼圧が低いと
眼圧が低くなるということは、眼球が柔らかい状態になるため、眼球が委縮して網膜にシワが寄り見え方が悪くなります。
眼圧が高いと
反対に眼圧が高くなる原因は、何らかの原因で房水の排出路が詰まり、房水の循環の働きが悪くなることで起こります。眼圧が高くなると視神経が圧迫される為、視野が狭くなってしまうのです。
眼圧異常からくる目の病気
よく眼圧異常が原因で発症すると言われる緑内障は、視野が欠けてくる病気です。私の母も生前、緑内障で通院していました。日本人の緑内障患者は、正常眼圧でありながら病気を発症している人が多いと言われているので、早期に緑内障を確定するためには眼底の検査が有効です。
いまのところ緑内障の原因は定かではなく、考えられている原因は
- 視神経が弱い
- 血流障害
- 視神経に毒として働く物質の存在
- 免疫異常
などがあります。ここでも免疫異常が現れたので、これからは年に一度しっかり検査して貰おうと思います。
また、解放隅角緑内障は、発作が起こるまでは眼圧がほぼ正常値で、自覚症状はほとんどない病気です。発作時の症状は、眼圧が急激に40~60mmHg程上がるため見え方に異常を感じ、強い頭痛や眼の痛みが伴われます。
放っておくと失明に至る緑内障なので、気になる方は早急に眼科で検査することをお勧めします。
眼底検査
眼底検査には2つの検査があります。
- 眼底カメラと呼ばれる機器で、写真やデジタル画像を撮影する方法
- 照明と観察レンズを用いて医師が診察する方法
また、眼底カメラでの検査は、実施する場所によって方法が異なります。
- 「無散瞳型」・・・眼科以外の施設では、目薬で瞳孔を開かずに検査する方法
- 「散瞳型」・・・眼科で瞳孔を開いて検査する
今回眼科で検査をしたので、私は散瞳型の検査を受けました。(多分)
眼底検査で分かること
眼底を構成しているのは、視神経・網膜・網膜を養う動脈や静脈で、検査によってこれらの構造を詳しく観察することができます。
主に以下のような症状の発見に繋がります。
など。
眼底検査で分かる病気
身体の中で唯一、肉眼で網膜の血管を観察できる検査が眼底検査です。網膜の血管の状態や出血の有無などを直接見ることができるので、動脈硬化や血管の変化が見られる場合は、全身の血管の状態も察知できる有効な検査です。高血圧や糖尿病・動脈硬化の原因となる高脂血症や高尿酸血症などの発見に繋がります。
糖尿病の合併症である網膜症は、視力低下などの自覚症状が起こる前に発見できます。
また、緑内障の場合でも視野検査異常が見つかる前に眼底検査で早期発見が可能です。
視野検査
視野検査は、眼球を動かさず一点を見つめて見える範囲を調べる検査です。片目ずつ検査を行います。
一般的な見える範囲は、耳側に100°、鼻側に60°、上方に60°、下方に70°と言われています。その日の体調などによって見える範囲は異なります。
視野検査には、2つの方法があります。
- 動的視野検査・・・視野に広さを調べる検査(片目10~15分)
- 静的視野検査・・・視野内の感度検査する検査(片目4~5分)
初めての視野検査の感想
多分、私は静的視野検査をしたのだと思うけど、けっこう疲れる検査でした。メガネをかけたまま片方のレンズをガーゼで覆われ、瞼が閉じないように瞼も固定され、片目ずつ検査しました。
検査方法は、ドーム状の中の一点を見つめた状態で、ドーム内に光る小さな点(光の強弱もあり)が見えたらボタンで合図する検査でした。
ただでさえ集中力が乏しい私ですが、検査中…いま光ったのか、それとも錯覚なのかが分からなくなって、連打したりしていました。(笑)
眼科検査まとめ
結果、いまのところ緑内障の症状はないとのことで、年に一度の検査を勧められました。
その日から点眼薬を日に3回さしているのですが、一向に左眼の疲れが改善されなかった為、先日の通院でオレンシアを打った帰り道、またまた我慢できずに今度は「眼鏡市場」へ直行して視力検査をして貰いました。
眼鏡市場で視力検査
初めて『眼鏡市場』で視力検査をして貰ったら、画期的な機器と精密な検査だったので視力検査は眼鏡市場をおすすめします!(笑)
よくある赤と緑の検査ですが、眼鏡市場の検査では右眼で覗く機器には赤フィルターが、左眼で覗く機器には緑フィルターがかかっていました。(いつもの検査ってどうなんてんだろう?フィルターかかっているんだっけ?)
その検査でわかったことは、私が物を見る際の癖です。常に右眼で物を見ているということが分かりました。
そして、検査前は左眼の視力が悪くて疲れが出ていると思っていたのですが、結果は逆で反対の右目の視力がおちていると言われました。
利き目が右の私は、常に悪い方の目で見ている為、右目と左目の視力のバランスが悪くて、眼が疲れやすい状態だと言うのです。
なるほど! そういうことなのかぁ
利き目はどっち? ロックオンチェック
そこで、利き目がどっちなのか分からない人のために、簡単にできるチェック方法を紹介します。
片手で行う場合はOKの要領で、親指と人差し指で〇を作ります。
目標物を指で作った輪の中へロックオンし、先ずは左眼を閉じて右目で輪の目標物を捉えます。次に、右眼を閉じて左眼で輪の中の目標物を捉えます。その時、目標物がしっかり輪の中で見れる方の目が『利き目』です。
両手でチェックする場合は、両手をしっかり伸ばした状態で両手で輪をつくります。
片手のときと同じ要領で、輪の中に目標物をロックオンし、左右交互の目で目標物を捉えます。利き目が右の人の場合、左眼で見ると輪の中の目標物が消えて見えなかったり、ズレて輪の外で見えたりします。
眼のバランスを保つ方法
今回、視力検査をして眼のバランスが崩れていることが分かったので、時々右目を瞑って左眼で見る時間を作ってみました。その効果があったのか、ちょっと不快な症状が改善されました。
そして、眼のバランスを保つ方法は、利き目と反対の目で遠くや近くを見ることを繰り返すことで回復することが分かりました。
何事もバランスが大切ってことですね。
更に眼のストレッチも見つけたのでご紹介します。
目が疲れた時は、身体同様ストレッチをしてみてくださいね♪