またまた、週に一度のブログを更新。
今回、何を書こう?と考えながら、迷った時は身近なネタから…ということで『女バトル』をネタにしてみます。
金曜日は天中殺だった私
先週の金曜日…職場のグループLINEで、1人の女性とバトルトークをしてしまった私。…と言っても、バトルモード全開だったのは相手の方。私はそれを交わしていたはずだったけど、一方的なパワハラ原発言が出たところでブチッ!!と切れて、距離を置きました。
その日は、午後から気分が悪く、周りの人から心配されて連絡を貰ったりして、ほとんど仕事になりませんでした。私自身も何度もトークを読み返し原因を探ってみたけれど、どこで彼女のスイッチを押したのか分かりません。
連絡をくれた人もトークを見てくれ、分析してくれたのですが彼女の一方的な感情しか見れなかったようで、『今日は天中殺だったんだ』という事でまとめました。
だけど、このままの状態で休みに入って、来週も一緒に仕事ができるのだろうか?…と思い、傷口が浅いうちにわだかまりをなくそうと、彼女の退社時間を狙って内線してみました。(電話番号知らないので…)
最初は、丁寧にお詫びを口にしていた私ですが、感情剥き出しの彼女の言動は、自分で気づいていないのかもしれないけれど、内容が噛み合っていないのです。彼女の言葉を聞いて、同じように私が繰り返し確認をすると、「そんな事は言っていない」…というので、この人は一体何を言っているのかさっぱりわからない状態。
気持ちに余裕がないから発言自体が鎧を身に纏った感じで、どこか気持ちが悪いのです。私に『ビジネス$%&が足りない』というなら、『アナタはコミュニケーション能力が足りなさすぎる』…と言いたい気分でした。
気持ちにゆとりがなくて、丸みがなく、空気を淀ませる感じでしょうか。多分、性格的にも私とは正反対の人なんだと思うのですが、こっちが歩み寄ろうとしていることにも気づかないリーダーって、何だそれ!
私との仲を修復しようとはこれっぽちも考えていないことがわかり、会話するだけ無駄だと気付いて、気持ちが再びブチッ!!と切れた段階で電話もブチッと切っていました。
さて…来週どうなることやら。
私の苦手なタイプ
普段は温厚な私ですが、ヒステリックな感情剥き出しの人や、圧力をかけてくる人、自己中な発言をする人は大の苦手デス。以前の職場でも母親ぐらいの人とよくバトルっていました。今回、それを思い出してしまったので、数々の爆笑ネタを書いてみます。
色んな場所で色んな仕事をやってみると、色んなタイプの人と出会います。いい出会いもあれば、もう二度と出会いたくない…と思う人もいるわけです。
出会った人のタイプを大きく分けると
- 仲良く楽しめるタイプ
- 敵意を露わにする合わないタイプ
…2つのタイプに分かれます。まあ、これが基本パターンですよね。
ただ、最初に肌が合わない…と思っている人でも、時間の経過によってお互いに慣れてくると理解ができるようになったりするものです。
普段、ツンツンして冷たい感じがする人でもよく観察してみれば、ただ愛情表現が下手なだけだったりします。
意地悪ばあさんとの出会い
以前働いていた職場に、絵に描いたような意地悪ばあさんがいました。
意地悪なんだけど、現代の虐めに比べるとギスギスしてなくて、小学生レベルの可愛さがあるもので、その時は気づかなくても時間が経つと笑えてくるものばかりです。
当時、75歳ぐらいだったでしょうか。歳を聞かされた時は、 (๑°⌓°๑)えっ?...と驚いてしまった私。長い年月...不動のポジションと仕事へのスタイルを崩す事なく、ドッシリ40年近く?職場でおばば様の居場所がキープされていたのです。
会社もよくそんな歳まで働かせるなぁ..と思っていた私ですが、周りの話を聞けばこれまでにも何人か私同様、引き継ぎ要員として送り込まれていました。
だけど見事にバッサバッサとおばば様にやられ、辞めて行ったと言う話です。年齢も年齢なので、会社としては何としても引き継ぎをして退いて貰いたいわけなのです。
そこで、「補佐」という形で最終投入されたのが私でした。
おばば様の敵…現る!それ…私。
おばば様からすると「また来たな!」でしょうか。良い気持ちではないので、いつもの調子で追い出しにかかって来るのです。あの手この手を使って…。
だけど、初日はお互いに相手の様子を伺う感じで、私もおばば様がそんな意地悪をする人だとは知らないので、猫をかぶってにこやかに話しを聞いて調子を合わせていました。
その夜からきっと、おばば様は私を追い出す策を毎日練っていた事でしょう。
おばば様による、追い出し作戦
次の日から、おばば様の意地悪さが露になって来ました。
私を孤立させたいがために、女性社員と私をなるべく接触させないようにしたり、私が女性社員へ職場情報について聞いていると、耳をダンボにして聞いているのです。(1Fの会話を2Fで)
そして、仕事の合間に思い出してグチグチと言い出し、例え内容が
「うちの会社の工場って、どこにどれだけあるんですか?」だったとしても、
「アンタの仕事には関係ない!」…という始末。
(´-ω-`)えっ? 関係ないの? 自分が働く会社のことなのに…?
…と、言われた時は思っていたのですが、時間が経つともしかしたら、私が他の社員に聞いた事への嫉妬かな?と思い、次からおばば様へ質問をぶつけてみることに…。
しかし、結果は同じでした。(笑)
しまった!機嫌の良い時を狙わなきゃ‼
仕事を覚えるより、おばば様の操縦が大切‼
それまでにも色々な場所で仕事はしてきたのですが、他の職場と大きく違っていた点は、仕事を覚えるより先に、おばば様の操縦を覚えなきゃいけないという事でした。
人生初のかなりの曲者だったおばば様。普通の人だったら絶対持たないなぁ…と、つくづく感じました。幸い?普通の人じゃない私は、自分にとって未確認生物であるおばば様に興味があったんです。
この意地悪さのレベルは、どれくらいだろう?
どうして、そんな性格になってしまったんだろう?
...と、知りたい部分が色々ありました。やめておけば良いのに...(笑)
意地悪ばあさんになった原因を探る
日が過ぎていくと意地悪さはレベルアップしていくんだけど、時には優しい面も薄っすらと見えるので、尚更…興味が湧くのでしょうか?
仕事が暇な時は、色々な話しをしてくれました。仕事中ですが…(笑)
おばば様の子供の頃の話しや、会社で働くきっかけになった事、前社長のことや、現社長のあんなことやこんな事まで(笑)
そんな話しをするおばば様を周りも聞いて放置していました。
おばば様の話しを聞いてみてわかったことは、子供の頃に育った環境や親の愛情不足、色々と苦労して来た事でしょうか。その話しの中で、継母による意地悪もありました。きっと、幼少期の頃に継母から受けた意地悪が原因で、今のおばば様ができ上ったような気がします。
PCは不要‼
そんなおばば様は、仕事が暇な時に大概『PHP』を読んでいました。
だからでしょうか。
頭の回転は70代とは思えない早さ。ボケる心配もありません(笑)
そして、おばば様が暇な時は、指示が飛んでこない私もとっても暇なのです。ヽ(´Д`)ノ
「暇」が大の苦手な私は、目の前にPCを用意して貰っていたので、何かしていなきゃ…と思い、そうだ!おばば様の古い資料をPCでリニューアルしようと閃きました。
おばば様の資料をリニューアルしよう!
おばば様の持っている資料は、随分と長い間使い込んでいるようで、紙が変色したり、コピーをどれだけ繰り返したらこの星空ができるのか!…というくらいに見にくかったんです。
ずっと見ていると、目がチカチカしてくる始末。綺麗に見やすくなれば、きっと喜ぶだろうと思ってPCのスイッチをON。
チラッと横を見ると👀、私に背中を向けて本を読んでいるような…ウトウトしているような、そんなおばば様が居たので許可を取らずにカタカタやっていました。
数分後、何かの気配を察知したようで、背中を向けていたおばば様がクルっと体勢を変え、ギロッとこちらを見てしまったのです。(笑)
ヤバイ!
アナログの世界にドップリ浸かっているおばば様からすると、例え便利なPCが私の目の前に用意されていたとしても、現代文明の生活は許されないのです。
それを使わせるわけにはいかない…という事で
アンタ!PCで何カタカタやってるのよ!…とセリフが飛んで来ました。(爆)
えぇ~っ! 今…何時代? PCダメなの!? ( °̥̥̥̥̥̥̥̥◡͐°̥̥̥̥̥̥̥̥)
めげない私…
しかし、私もめげないタイプなので、PCはおばば様が席にいない時を狙ってON。帰って来たら画面をOFFにして、カタカタ資料作りをしていました。(笑)
おばば様の退社後は、部長の許可を得て色々な資料を拝借していました。
その代わり…「見たら元通りにしとかな後が怖いで~」という部長の言葉により戻す時こそ慎重に…を心がけていました。(笑)
敵も然ることながら…
敵も然ることながら考えることは同じで、出勤時間がおばば様より1時間遅い私の机の中は、常にチェックされていました。ノートもしっかりチェックされていたんです。
それに気づいた私は、ノートにわざとおばば様の愚痴と悪口もぜ〜んぶ織り交ぜて書いていました。😛
最初の節目は1週間後
おばば様にとって私は、なかなかしぶとかったようで、日増しにエスカレートしていくおばば様の言動。仕事で粗探しができない時には、ペンの握り方やちょっとした数字の書き方に関しても難癖つけてくる始末。
おばば様に呼ばれ、座っているおばば様の横に立ってグチグチ言われていると、イライラ度合いが増してきて、知らず知らずに後ろに回した手がペンをカチカチ カチカチやり始め周りに猛アピール!
時には、見かねた常務が別の話しでおばば様との間に割り込んでくれ、後ろに回している私の手に飴🍬やお菓子を渡してくれるのです。(笑)
そして、常務の後ろに回った手が「今だ!逃げろ!」と合図をくれたり、ドラマのような爆笑場面もありました。
以前、引継ぎ要員で投入された人たちが、1週間..1ヶ月で辞めたという話を聞いては、はは~ん…と思っていた私。
まずは、1週間経った頃が第1ラウンド?
ブチッと音がした日
皆と同じように、私が1週間で音を上げることをおばば様は望んでいた事でしょう。
しかし…1週間たった頃の私は音を上げるどころか反対にブチ切れて、おばば様に噛み付いていました。仕事の引継ぎが出来ていないのに、出来て当たり前のようなことを言われプチッ!
あなたの数十年と、私の1週間を一緒にするな~!٩(๑`^´๑)۶
多分、今まで誰からも反論されたことがないおばば様は、一瞬ビックリしたようで静かになりました。(声のトーンが小さくなって…)
その後…部長から呼ばれて会議室で3人で話しをした後、部長と2人で対策を練ったり、部長から見たおばば様の情報を教えて貰ったりしていました。
席に戻るとおばば様から「大人しい顔してるけど、違うねんな!」…と嫌味を言われて、ヘヘッと笑っていた私。
改めて体制を整え、闘う所存です!
そして、そんなおばば様とのバトルが繰り返される中、おばば様の退職予定が3ヶ月…6ヶ月…10ヶ月…1年と延びに延び、その間の体制も変化して行きました。おばば様からの引継ぎが私1人では無理だと思った社長は、新たに男性社員を引継ぎ要員として投入しました。2人体制でおばば様から仕事を引き継ぐ事になったのです。
おばば様からすると新たな敵が出没した事で、意地悪をするターゲットは自然と私から男性社員に移りました。
うなだれる男性社員
更に席替えによって、おばば様の横に男性社員、目の前に私が座るようになったのです。目の前と言っても、おばば様の資料で垣根ができているので、ラッキーだった私。
おばば様からグチグチ言われ続けて来た私のポジションは、すっかり男性社員に切り替えられ、男性社員のうなだれる姿を見ては、アイコンタクトにより、心情お察しします! ガンバレ!…とエールを送っていました(笑)
男性社員が投入されたことで私の手が更に空くことになり、私は他の部署のお手伝いとしてPC作業が増えました。おばば様との接点が減って、他の社員との関わりが増えちょっとホッとしました。おばば様と少し距離ができ、仕事を奪わない関係になると自然と当たりが柔らかくなり、優しい笑顔を見せてくれる時もありました。
おばば様の子供っぽさ
だけど、それは機嫌がいい時に限る話で、普段や機嫌が悪い時は、他の人に部下を取られた感じでちょっと拗ね気味になるのです。(笑)
PC作業をカタカタやっていると、突然立ち上がって、わざと垣根であるファイルの上で資料を捲り出し、どうかすると私が見ているPC画面を反対側から覆ってくるのです。
その瞬間、思わず目がテンになって爆笑してしまいました。めっちゃ我儘で面倒くさい人なのですが、最初の頃の嫌な部分より、子供っぽい面が目について、そんなに悪い人じゃないなぁ...ちょっと不器用で意外と可愛い人だなぁ...という気持ちに変わっていました。
おばば様の女ごころ♥
おばば様にはお気に入りの業者さんが1人いました。その業者さんと話しをすることが、仕事上何よりの楽しみだったようです。
ある日、お気に入りの業者さんがおばば様の用事で来ました。
最初は、おばば様と話をしていた業者さんですが、そのうち私の方に身体を向けて目を合わせて喋ってくるので、つい失礼のないように談笑していました。
おばば様としてはそれが許せなかったようで、女の嫉妬心を猛アピール!我慢の限界に達したところで、話しの途中だったはずなのに姿がスーッと何処かに消えていました。
アレ? どうしたんだろう?
…と思っていると、業者さんが帰った頃、席に戻って来て
グワ~ッ…とマシンガントーク炸裂❗️
「〇〇さんは、アンタに関係ないねんから、目を合わさんといて!」
一瞬…(。´・ω・)ん?
何言ってるの?…と思った私。
次の瞬間、あっ、そういうことか!(*´艸`*)おばば様...
それからというもの、業者さんが来たら「あっちを向いてなさい!」というおばば様からのジェスチャーが飛んでくるので、わざとらしく椅子事横を向き、隣の女性社員と爆笑していました。
何だかんだ意地悪だったおばば様でしたが、結構楽しい思い出に変わっています。
秒読み段階はお祭りモード
年末…皆から、「今月いっぱいだから頑張れ!」という声をかけられ、おばば様の退職が秒読みになっていました。
何となくお祭りモードになっている皆の姿を見ていると、目的に近づいているんだけど、おばば様が可哀想に思えて複雑な心境でもあったんです。
しかし、その秒読み段階のある日の朝、何か秘策を考えたらしいおばば様は、社長室へ上がって1時間程戻って来ませんでした。
そして、戻って来た時、状況は逆転しており、話しの内容がガラッと変わっていました。一気にお祭りからお葬式モードに切り替わってしまったあの日…。
流石‼ おばば様…
社長のどんな弱みを握っていたのだろう。
そして、私は…
1年も在職していれば、私にだって会社の良い面、悪い面がわかってきます。
これからずっと、ココで働いていく自信はある?…と自問したとき、
答えはNO!でした。 (笑)
今回、くだらない長文にお付き合いくださり、ありがとうございました♥